Wednesday, October 02, 2013

今日、実家を出て駅に向かう途中、虹が出ていた。半円をしっかり描いて、優等生な虹。
思わず、母に電話で知らせて、急いで携帯で、写真を撮った。
小学生の子が学校から戻って、

「おばあちゃん!虹」
って叫んで、そのおばあちゃんが家から出て来た。
「あら、虹。XXさんに教えてあげなきゃ。」
そういって、家に、また戻っていった。
私が写真を撮っていると、通り過ぎて行く人が、何となく空を見上げて、虹に気づく。
どこからか、また、人が出てくる。
「奇麗ですね〜。」って見知らぬ人達と空を共有した。
駅前でも、誰かが写真を撮っていて、何だろうって、振り返ってみんな空を見上げる。
空を見上げている人を見て、また、通りすぎて行く人が空を見上げる。
信号待ちをしていた人達も、みんな空を見上げてた。
何だか、みんな可愛かった。

こういう、押しつけがましくない、共有感、好きだ。

東京であんな奇麗な虹を見たのは、いつぶりだろう。
ほっこり幸せな気分になった。

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